Column

  1. HOME
  2. コラム
  3. 「税務調査に強い」は、信用出来るのか

「税務調査に強い」は、信用出来るのか

札幌で活躍する税理士を無料で紹介する、札幌大通税理士紹介センターです。

税理士事務所のホームページを見ていると「税務調査に強い」というキャッチコピーを見かけます。

企業に税務調査が入り、税理士が立ち会ったところ指摘事項や修正申告がなく終りました。
果たしてそれは税務調査に強いと言えるのか。
もともと、「ただ正直な申告と納税をしていた」だけの可能性が高いと思います。

語弊を招くといけないので、
正直な申告が悪いわけではありません。
というようり、正直に申告をするのが我々経営者の義務です。

ここで言いたいのは、
税務調査で課税をされなかった=税務調査に強い
ではないということです。

もともと、払うべきものを払っていたのなら、確かに調査が入ってもそれ以上は取られないですよね。
つまり、節税の手立てを何もしていなかったという可能性があります。
税務調査で指摘を受けないということは、「税務調査に強い」わけではなく、「仕事にミスがない」ということのバロメーターとして受け取る位がちょうど良いと思います。

・・・ちなみに、税務調査で指摘がない場合は、逆に税金を払いすぎている可能性があります(税務署は、払いすぎた分については何も言って来ない)。

関連コラム